
世界ジュニアミックスダブルスカーリング選手権大会2026優勝 藤井 海斗さん
カテゴリ信州人

きっかけは平昌五輪代表戦
カーリングを始めたのは、2018年平昌オリンピックの日本代表決定戦をテレビで観戦していたとき、「面白そうだな」と思ったことがきっかけです。自宅の近くにカーリングホールみよたがあるので、小学4年生のときに体験に行き、御代田町のスポーツ少年団でカーリングを始めました。最初の2年間は遊びのような感覚で楽しんでいました。
中学2年生の秋に、もっと力をつけたいと思い、SC軽井沢クラブのエリートアカデミーに応募しました。クラブにはオリンピックや世界大会の日本代表として戦ってきたトップレベルの選手たちもいて、世界レベルを間近で見られる環境がありました。練習量も週5〜6日と一気に増え、クラブ内の練習試合で男子トップチームと対戦することもあり、大きな刺激を受けました。オリンピックに出たいと思っても、上のレベルの選手を追い越さなければその舞台には立てません。世界レベルの選手を身近に感じながら、自分がどこまで通用するのかを試せる環境があったことは、成長に大きくつながったと思います。

世界ジュニアMDで優勝
2026年5月に行われた世界ジュニアミックスダブルスカーリング選手権に日本代表として出場し、優勝しました。「成長し続けること」が自分の目標なので、試合では結果よりも内容にこだわってプレーしました。ペアを組んだ三浦唯菜選手は北海道在住のため、普段は離れて練習をしています。カーリングでは少しのズレでショットが決まらなくなることがあるので、感覚のズレが出ないよう、細かいすり合わせを大切にしました。コーチを含めた4人で日常的にコミュニケーションを取り続けられたことも、勝因の一つだと思っています。
世界の舞台を経験して、日々の練習の積み重ねの大切さを痛感しました。トレーニングやピーキング、練習の質を上げることや細かい部分までこだわること。そうした積み重ねが、大会を戦い抜くには欠かせないことだと実感しています。
自身のチームのSC軽井沢クラブJr.としては、2027年2月の世界ジュニアカーリング選手権に日本代表として出場する予定です。日本はまだ男子4人制でメダルを獲得したことがないので、この大会でもメダル獲得を目指したいと思っています。

目標は五輪で金メダル
男子は2018年の平昌オリンピック以降、オリンピックに出場できていないので、まずはその舞台に立ち、メダルを獲ることが目標です。そして2034年のソルトレークシティー大会で金メダルを獲りたいです。ミックスダブルス種目でも日本はまだオリンピックに出場していないので、この種目でもメダルを獲得したいです。
もう一つ、「自分の活動を通じて、挑戦する人が増える社会をつくりたい」という夢があります。そのためにも、オリンピックという舞台はとても大切だと思っています。自分が挑戦し続ける姿を見てもらうことで、誰かが新しい一歩を踏み出すきっかけになったら嬉しいです。まずはオリンピックに出場することを目標に、これからも日々の積み重ねを大事にしていきたいです。
ふじい かいと 2008年御代田町生まれ SC軽井沢クラブカーリングエリートアカデミー所属 上武大学1年生 小学4年生からカーリングを始める 世界ジュニアミックスダブルスカーリング選手権大会2026優勝 日本ジュニアカーリング選手権大会(2026)優勝
Photo:ⒸSC軽井沢クラブ2026-2027
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