
株式会社Greve.t
カテゴリBRANDHISTORY
株式会社Greve.t
農業で人と人とをつなぐ Komorokko Farm & Winery
耕作放棄地を開拓し、ゼロから始めた小諸のワイン造り。土地とぶどうに向き合い、地域の人とつながりながら未来へ歩みを進めるワイナリー。

ゼロから始めた、小諸のワイン造り
小諸市でワイン用ぶどうを育て、ワインを醸造する「Komorokko Farm & Winery」。その歩みは、2019年に農業法人として始まりました。ワインに適した農地を探す中で出会ったのが、耕作放棄地や牧草地、桑畑となっていた小諸市内の土地です。使われていない農地を有効に活用することや、小諸市が進めるシティプロモーションにもつながることから、この地でワイン造りを始めることになりました。
土壌検査から伐採、石の除去、農地の開拓まで、すべてがゼロからのスタートでした。2020年4月に最初のぶどうを植栽し、2022年に初収穫を迎えました。収穫したぶどうは東御市のワイナリーで委託醸造を行い、2023年には飯綱山公園内にレストランもある複合施設「スタラス小諸」が完成。ショップを併設した自社ワイナリーで、本格的な醸造をスタートさせました。


小諸の土地が育む、 個性豊かなぶどう
現在、ぶどう園は菱平、糠地、芝生田など小諸市内10ヵ所にあり、15品種を栽培しています。10ヵ所の農園は約300mの高低差があり、風の当たり方や湿度など、環境もそれぞれ異なります。そのため、園地ごとに細やかな管理が必要ですが、それだけに土地の違いと向き合う面白さがあるといいます。特に南アフリカ原産のピノタージュは、甘みが早く出るため収穫のタイミングを見極めるのが難しく、栽培の奥深さを実感できる品種です。
小諸ならではの寒暖差が育むぶどうは、全体的にきれいな酸味を表現できるのも特徴で、ピノ・ノワール、シャルドネ、メルロー、ピノタージュ、アルバリーニョなど、それぞれの個性を生かしたワインを造っています。また、ぶどうの若々しさを生かした、口当たりの柔らかいシャルドネは、初めて醸造したワインとして特に思い出深い1本です。

造り手の顔が見えるワインを
大切にしているのは、造り手の顔が見える距離感でワイン造りを伝えることです。栽培から醸造、ワインのコンセプトやラベルデザインまで、チームみんなで考え、自分たちの手をかけ、決めながら、丁寧に造っています。実際に訪れたお客様から「みんなで楽しそうに作業していますね」と声をかけていただくこともあり、その言葉が何よりの励みになっていると、醸造家の小船さんはいいます。
醸造では、温度変化が少なく発酵を活発に行いやすいコンクリート・エッグと、フレッシュさを保つのに適したステンレスタンクを使い分け、それぞれの特性を生かしながら、ぶどうの魅力を引き出しています。ワインが少しでも誰かの暮らしの一部になり、ワインを通して地域の人たちとつながっていけたら—。そんな思いを胸に、ワイン造りに向き合っています。

ワインを起点に、 地域の未来を造る
ワイナリーがあるのは緑豊かな飯綱山公園。その立地を活用し、地域との交流も大切にしています。公園の花植えや夏祭りへの出店、冬のイルミネーションなど、幅広い世代が楽しめるイベントを企画しています。
目指すのは、小諸の皆さんが「小諸にはKomorokko Farm & Wineryがある」と誇
りに思っていただける存在になること。そして、小諸を起点に、日本だけでなく世界から注目されるワイナリーへと成長することです。さまざまな事業や人とコラボレーションしながら、ワインを通じた町おこしにも挑戦していきます。

学びを楽しさに変えながら、小諸の土地と人に寄り添い、これからもワイン造りに挑戦していくワイナリーです。

株式会社Greve.t
☎0267-41-0042
住所 小諸市諸東房151-1
