
「こころづもり」について一緒に考えてみませんか?
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あなたの健康の“気になる”に 地元のお医者さんがお答えします。
今回お答え いただいた ドクターはこの方
ほしまち診療所
萩原 正大 院長

「こころづもり」について一緒に考えてみませんか?
—ACP(アドバンス・ケア・プランニング)—
「ACP」とはアドバンス・ケア・プランニングの略で、いわゆる「人生会議」のこと。将来に備え前もって医療やケアなど、ご本人の意思を尊重し、ご家族や医療者と繰り返し話し合い、共有する取り組みのことです。
「こころづもり」について考える
我々はACPを、「『こころづもり』について考えるプロセス」のこと、と説明しています。いわゆる欧米のエンディングノートのように「急に心臓や呼吸が止まってしまった時にどうしてほしいか?」「末期癌や重症な心不全など回復の見込めない人生の最終段階になってしまった時にどのような医療・ケアを受けたいか?」などを決めることは「狭義のACP」と定義されております。一方で、まだまだ元気なうちに「人生最期の時までどのような生き方をしたいか?」を家族や周囲との関係を考えること、これまで大切にしてきたもの、今後大切にしていきたい価値観などを誰かと話すこと、現在の医療・ケアの選択の話し合いをご家族・医療者とすることなど、そのすべてを含めたものを「広義のACP」「『こころづもり』について考えるプロセス」として定義しています。
佐久市の現状
内閣府・経済産業省「RESAS‐地域経済分析システム」でみると、佐久市の高齢者人口は2045年まで増加すると予測されています。特に80歳以上の人口増加が多いのですが、それは同時に高齢者死亡の増加も意味しています。長野県保健衛生関係主要統計によると、佐久市の総死亡者数は令和元年以降増加の一途であり、1年間に亡くなる方の総数はこの10年で1割(130人)も増加しています。病院で最期の時を過ごす方が全体の6割と一番多いのですが、その人数は増加しておらず、自宅や老人ホームで最期の時を迎えた人が増加しているのです。
佐久こころづもり共有シート
佐久市医療介護連携推進協議会「ACP普及部会」では、誰もがいつでも、何度でも、自分の人生の最終段階の過ごし方『こころづもり』を雑談のように周囲と話し合って共有するきっかけとして活用していただけるように「佐久こころづもり共有シート」が作成されています。佐久市HPから印刷できますのでぜひ確認してみてください。

『こころづもり』は 「こころがわり」してもいいのです
最後に『こころづもり』が大切なのではなく、「『こころづもり』について考えること」が大切なのであり『こころづもり』は「こころがわり」してもいいのです。新たな病気がおきたり、家族の状況が変わったり、したいことが増えたり、その時々で『こころづもり』は変わってもいいのです。
まとめ
今後、団塊の世代が最期の時を迎える時期になります。団塊ジュニアの我々世代が、両親と一緒に自分ごととして「『こころづもり』について考えること」は今、すべき時なのかもしれません。『こころづもり』を一緒に考えてみませんか?
ほしまち診療所
TEL 0267-88-8090
診察時間 9:00〜12:00/14:00〜17:00、木曜外来のみ17:00〜19:00
休診日 日曜、祝日、第1・3週土曜、水曜午後
※訪問診療・当院かかりつけの患者さんには24時間365日対応
佐久市臼田中央2178
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